評価研究

トータルシステム導入シナリオ調査研究について

東京工業大学は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が実施する水素利用等先導研究開発事業における「トータルシステム導入シナリオ調査研究(平成28年度~平成29年度) 」について、国立研究開発法人産業技術総合研究所、一般財団法人エネルギー総合工学研究所と共同で受託し、推進しています。

本研究は、水素製造から貯蔵、輸送、利用に至るサプライチェーン全体を見通し、エネルギーキャリア技術のコスト分析、許容される水素コストの分析等に基づいて、水素エネルギーが社会に導入されるシナリオを、日本の政策や社会状況等を踏まえつつ検討するとともに、シナリオが実現した際のエネルギー需給や炭酸ガス排出削減への寄与等を分析します。

東京工業大学では、水素エネルギーに関する要素・システム技術を対象に、研究動向の調査分析、材料物性学や熱力学、速度論、電気化学等の関連学理に根差した技術評価および技術の将来予測を行います。

これまでの実績と今後の計画について

平成28年度 実績内容

  • 水素の本格的な導入によるエネルギー需給や温室効果ガス削減、経済への影響等の水素製造から貯蔵、輸送、利用に至るサプライチェーン全体を含めた分析・評価
  • 多様な評価軸によるエネルギーシステム全体の中での水素エネルギーの位置づけ及び学理に根差した各要素・システム技術の将来予測に関する分析・評価等

平成29年度 研究予定内容

以下の分析結果を統合して技術開発シナリオを作成する。

  • 水素本格導入に向けたシステム分析(経済性・環境性・技術マクロ分析等)
  • 学理に根差した技術評価・予測(研究開発動向の可視化・萌芽領域の抽出等)および新技術普及に向けた分析

出典